お客様が泣いています。
でも待って!
何かおかしくありませんか?
またまた今回もお勉強
株式の売買には現物取引と信用取引があります。
またまた超簡単に説明すると
現物取引・・・現金による取引。すなわち買ったらお金を払って売ったらその代金を貰う。まっごく一般的な売買形態です。
信用取引・・・証券会社に保証金を差入れて信用の供与を受ける取引。ようは買い代金や売り代金がの受払いが発生せず売買の差額分、つまり利益や損金の受払いだけが生じます。
株価が上がると思えば・・・
買って、予想通りに値上がりしたところで売ればその差額が利益になり、
予想に反して値下りしたのであきらめて売り返済すればその差額が損金となる。
株価が下がると思えば・・・
売りからはいり、予想通り値下がりしたところで買戻せばその差額が利益となり、
予想に反して値上がりしてしまい、あきらめて買戻せば差額が損金となる。
そしてこれらの利益・損金の受払いが発生します。
数字で説明すると
例えば
500円で買って600円で売り…100円の利益
500円で売って400円で買戻し…100円の利益
500円で買って400円で売り返済…100円の損
500円で売って600円で買戻し…100円の損
より相場波に乗ることが大切です。
トレンドがどちらに向いているのかを予測・判断しないと。
俺が言うのもどうかと思うけど・・・・
言い方を悪くすると、ある意味において数字のゲームみたいな感覚かもね。
理解していただけましたか?
これらを踏まえて…
お客様はこの信用取引をしてます。
俺のアドバイスを聞かずに思いっきり相場の逆をやってしまいました。
でもここからです。
ヤバイ・・・こう思った時に如何に早く損が小さい時に逃げるかです。何もしないで損が大きくなって・・・一番上みたいに泣くのです。
これから先の事を考えた時に収入が大きく増える事はないんじゃないかと思います。そんな状況下において大切なのは、如何に儲けるかではなくできるだけリスクを抑える、または最小限のリスクしか取らないということです。
もっと敏感にならなくちゃ!
↑のお客様もバンザイする前に考えるチャンスは沢山あったはずです。
その為にも『損切りライン』を考えておかないと。
大きく負けなければ取り返すチャンスはまだまだある筈です。
ただし負け続けなければね。
損の話ばかりだったので最後に増える話。
或るトレーダーのインタビュー記事によると・・・
『年間の利益は3割もあげれば十分。 ←この辺の感覚は人それぞれかも
えっ~たった3割でいいの~と思うかもしれないけど、有名なファンドでさえ年間のリターン(利益)は20%程だし、世界中のプロ中のプロといわれるファンドマネジャー達を見回してもコンスタントに10%の利益を達成し続けている人はほとんど居いません。
この3割を複利で運用が重要。
仮に1000万円を複利で運用して3割の利益を上げ続けると9年目には1億円。18年目には10億円。27年目には100億円になります。』 ←計算していないので分かりません
こう仰っていました。
この3割ってのが果たして多いのか?少ないのか?どうかは分からないけどね。
俺個人的には年間1割でも2割でも利益が出ていれば十分だと思いますよ。預貯金の利子よりも多いでしょ?
資産運用は成功です。
大切なのは相場のトレンドを見極め流れに乗ることです。そして利益幅は別にしても長期に渡って利益を出し続ける事です。その為にも損を抑えることが大切です。
お客様が儲れば担当者もうれしいんだよね。
少しは証券マンらしく見えますか?
ちなみに、儲かっているお客様もいますので・・・アシカラズ