我が家の子供達、カレーライスが大好きです。
何杯もお代わりをします。
特にママの作ったカレーは大好きなのです。
ある日のことです。
お母様がカレーライスを作りました。 ←俺の実母です
俺は帰りが遅かったのでここからは妻に聞いた話です。
お母様がカレーを子供達の前に出しました。
「オバアチャン、このカレー美味しいの?」
「美味しいよ。お前達カレー大好きでしょ」
一口カレーを食べて、子供達のスプーンが止まったそうです。
そしてそれ以後カレーには手を付けずに食事を終えたのでした。
俺は妻からのメールでカレーなのを知っていたので、帰宅するなり妻に聞きました。
「どうだった?」
「…」 ←首を振る妻
「だから言ったろう?」
「毎回だけどやっぱり味がなかった…」
「だからソースをかけなくちゃ!」
「お母様の目の前じゃ出来ないじゃん」
そういう訳で、俺が食べるときにソースかけてたのを妻に食べさせました。
「ホントだ!」
好きか嫌いかは別として、ソースをかけた方がいやソースをかけないと食べられないのです。
息子の俺が語るお母様のカレーとは
お母様の作るカレーはソースの旨味を十二分に引き出すカレーなのです。
ソースの中に入っている野菜達が生き生きと踊り出します。
え~っ!ソースってこんなに美味しいの?
そうなのです。お母様のカレーはソースの引き立て役なのです。
こんなお母様の手料理を食べて育ったはずなのに、
俺の味覚が正常なのは…奇跡
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